富士山測候所を活用する会

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富士山測候所は9月1日に閉所し、63日間にわたる夏期観測活動を終了しました


各位
2016年9月1日
認定NPO法人 富士山測候所を活用する会


認定NPO法人富士山測候所を活用する会は、9月1日(木)10:25に商用電源を切断し、富士山測候所を閉所しました。10年目の夏期観測となった今年は、過去最長の63日間の観測期間に21プロジェクト・延べ456人が参加しました。


NPО法人富士山測候所を活用する会は、気象庁から富士山測候所庁舎の一部を借り受け、毎年7月・8月に公募で選ばれたグループの研究・活用に提供しています。10年目となった今年は、21事業(継続16事業、新規トライアル利用5事業)のほか、助成を受けて行う自主事業が4件ありました。なお、延べ利用者数は対前年比14%減の456名でした。

トピックスとしては国際的なプロジェクトが2件(東京農工大学と台湾国立中央大学による大気中水銀・エアロゾルの研究、埼玉県環境科学国際センターが中国、韓国との同時観測によるPM2・5の長距離輸送の解明)実施されました。また、昨年から始めた学生公募では学生の自主的プロジェクト運営によるFuji-Satプロジェクトが、今年も富士山測候所に人工衛星と同様の機能を持つ実験装置、模擬衛星を設置し、運用・観測実験を行っています。

助成による自主事業では、「地球環境保全に向けた富士山測候所の戦略的活用」(2013年度三井物産環境基金)による環境に負荷をかけない自律的運用や教育活動の支援、「富士山測候所の被雷対策による温室効果ガス常時監視の実現」(トヨタ環境活動2015年度助成)による落雷サージ電圧の侵入を防ぐ技術開発、「地球環境観測拠点としての富士山測候所の労力提供型整備事業」(2016年度年賀寄附金)による自然エネルギー・屋内太陽光パネルを使用した通年観測データ取得の監視・チェック、「地球環境問題を学んでもらうプロジェクト」(2015年度ドコモMCF)による山頂から大気科学専門家によるレクチャー動画配信、などを実施しました。

夏期観測の研究成果につきましては、10月からHP上で順次速報するほか、2017年3月開催予定の第10回成果報告会で発表する予定となっております。


夏期観測の参加プロジェクト数と参加者数の年度別推移






■本件に関するお問い合わせ先
事務局:   TEL:03-3265-8287 FAX:03-3265-8297
E-mail:npofuji3776@yahoo.co.jp



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