富士山測候所を活用する会

良くあるご質問  | お問い合わせ  |  交通アクセス  | English Site


ニュースリリース

イベント情報

メディア掲載情報

取材申し込みについて

会報「芙蓉の新風」

TOP


Home>広報活動>ニュースリリース>富士山測候所で10年目の夏期観測をスタート

富士山測候所で10年目の夏期観測をスタート



2016年7月1日
NPO法人富士山測候所を活用する会


認定NPO法人富士山測候所を活用する会は、気象庁から借り受けた富士山測候所庁舎の一部を使い、7月1日(金)から9月1日(木)まで、これまでで最長となる63日間の日程で延べ約500人が参加し、10年目となる夏期研究観測を実施します。

富士山測候所は、本日7月1日(金)10:00に商用電源を投入して開所し、9月1日(木)まで63日間の夏期研究観測を開始しました。

参加プロジェクトは、昨年12月から始まった第一次公募(研究計画・活用計画)及び今年の4月からの第二次公募(トライアル公募・学生公募)により、全21事業が決定しております(7月1日現在)。中でも学生公募は、教育的観点から学生の自主的なプロジェクト運営による調査研究活動に対して助成を行うもので、昨年に引き続き実施されます。

研究テーマは、継続しているものとしては地球温暖化に関わる二酸化炭素の通年観測、PM2.5・水銀などの大気汚染の観測、宇宙高度の放電発光現象や雷観測、高山病対策や高所トレーニングなどがありますが、国際的な連携、宇宙・天文関係の研究などの新しい案件も加わり、その活用範囲は多分野へ広がりを見せています。また、活発化している火山噴火活動に対応し、SO2のリアルタイムモニタリングもさらに精度を上げて実施されます。

なお、当会は多くの専門家による分野横断的なアプローチで成果・ノウハウを共有化し、富士山測候所を学術研究・教育等の分野において広く開かれた施設として有効活用することを目指しています。


1.期 間:  7月1日(金)〜9月1日(木) 63日間

2.場 所:  富士山頂および周辺地域(山麓太郎坊を含む)

3.プロジェクト: 21事業(研究:12、活用:4、トライアル:4、学生:1)

4.参加者数:  延べ約500人(予定)

5.その他:  夏期観測期間中は山頂に学術科学目的で設置した2台のライブカメラによる映像を当会のHPから配信いたします。


■本件に関するお問い合わせ先
事務局:   TEL:03-3265-8287 FAX:03-3265-8297
E-mail:npofuji3776@yahoo.co.jp



↑ to PageTop

ホーム | 会のことを知りたい | 研究活動 | 会を支えよう | 広報活動 | 富士山情報 | バーチャル博物館 | 会員限定ページ
Copyright (c) 2005 NPO Valid Utilization of Mt. Fuji Weather Station All rights reserved.