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二酸化硫黄(SO2)リアルタイムモニタリング
SO2 Realtime Monitoring
火山噴火で放出される二酸化硫黄(SO2)を富士山頂でリアルタイムモニタリングしています。データは10分間隔で更新しています。
SO2ガスは主に石炭燃焼が発生源で、汚染大気が運ばれてくると濃度が高くなります。夏の富士山頂ではSO2濃度が増加するほどの汚染大気の輸送イベントはあまり起こらないので、通常はほとんど濃度はゼロになります。一方、SO2は火山ガスにも含まれているため、噴煙が富士山頂に運ばれると濃度が高くなります。
観測データ提供:加藤俊吾(首都大学東京・准教授)
システム構築: 鴨川 仁(東京学芸大学・准教授)
2017年7月28日
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富士山頂での二酸化硫黄(SO2)測定
SO2は主に石炭燃焼から放出される大気汚染物質です。 発生源地域から富士山頂へ長距離輸送されることがあります(とくに冬季)。
富士山頂で夏季にSO2測定を行ったところ、石炭燃焼からではなく火山ガスの影響がみられました。 燃焼起源のSO2の場合は同時に一酸化炭素(CO)も増加するので、石炭燃焼なのか火山ガスなのか区別がつきます。
他の火山(浅間山など)の影響もとらえることができます。また、富士山自体の火山活動でSO2が放出されることがあれば、山頂での速報性のある観測が役立ちます。
首都大学東京 加藤俊吾
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